【トランクルーム】バイク保管に必要な広さと選び方

バイクを保管するためにトランクルームを契約した筆者が、バイクの保管に必要なトランクルームの広さや選び方について経験と注意点を交えて解説します。賃貸などバイクの保管場所が無い方でも、トランクルームを活用することで、バイクを屋内保管することができます。バイクの保管場所で悩んでいる方の役に立つと幸いです。

目次

【トランクルーム】バイク保管に必要な広さと選び方 ~実際に借りてみた~

トランクルームを借りてみた

賃貸に住んでおり敷地内や近所にバイク保管用駐車場を用意できない筆者が実際に、バイク保管場所としてトランクルームを契約してみました。まずは、保管するバイクと契約したトランクルームを紹介します。

保管するバイク

CB400SSとは

私がトランクルームに保管するバイクは、ホンダの「CB400SS」です。単気筒車体の中でも軽量な車体です。車検証上の車両重量は150kgです。

借りたトランクルーム

借りたコンテナの広さ

今回借りたトランクルームは、2帖タイプです。幅・奥行き・高さは144cm x 222cm x 224cmとなっています。今回トランクルームを借りた場所では最も小型タイプのトランクルームとなります。

一般的なトランクルームでは、これより小さいタイプとして1.6帖タイプや1帖タイプがあります。特に首都圏内などの都会でトランクルームの賃料を抑えようと思うと、1帖タイプなどの大きさになります。

【トランクルーム】バイク保管に必要な広さと選び方 ~注意点~

バイク保管の注意点

バイクの保管用にトランクルームを借りる際に注意したいポイントについて解説します。

広さに注意

広さに注意

バイク保管用のトランクルーム選びで最も重要なのは、トランクルームの「広さ」です。バイク保管用としてトランクルームを使用する場合、幅は最低でも「バイクの横幅+バイクを押す人ひとり分」の幅が必要となります。また、一般的にトランクルーム内部の幅よりも間口の幅が狭くなっているので間口の幅が重要となってきます。

奥行きは余裕あり

奥行きについては、バイクの全長と同じくらいであれば問題ありません。ギリギリでも駐車時には、ハンドルを左いっぱいに切って駐車するので、諸元上の全長よりも若干奥行きについては余裕ができます。高さに関してはほとんどの場合で問題にはなりません。

間口の広さに注意

今回借りた2帖タイプのトランクルームの幅は、トランクルーム内部が144cmで間口は実測で100cmありました。これだけあれば余裕でバイクの出し入れが可能です。バイクの出し入れを頻繁に快適に行いたい場合には、間口は最低でも80cmは確保できるのが理想的です。

2帖タイプがおすすめ

カラーボックスを置いてみた

おすすめの広さは今回借りた2帖タイプです。今回借りたコンテナは、内寸「幅144cm x 奥行き222cm x 高さ224cm」の広さがありました。収納するバイクにもよるかと思いますが、この広さを確保できるとバイク以外にカラーボックスなどを置いて、ヘルメットなどの小物置きにすることもできます。

より、お手軽な1帖タイプの物件もありますがこの場合、幅と高さは2帖タイプと同じで奥行きが半分になっているパターンが多くあります。こうなってくると、ほとんどのバイクの収納はできないので注意が必要です。賃料を抑えたい場合でも、奥行きが確保しやすい1.5帖タイプ、1.6帖タイプを選択しましょう。

大型車両・ビッグスクーターは注意

リッタークラスの大型車両やビッグスクーターの場合、2帖タイプでも窮屈になったり収納できない場合があります。これらの車両をトランクルーム保管したい方は、より広い4帖タイプなどを検討するのがおすすめです。

敷地内の立地に注意

立地にも注意

意外と注意が必要なのが、借りようとしているトランクルームの敷地内での立地です。トランクルームにバイクを収納する際には、トランクルームの段差にスロープを設置して押していれることになります。つまり、トランクルーム前方にはスロープ+バイクの全長の長さが必要となります。

トランクルームの立地によっては、トランクルーム同士が対面で設置されており十分なスペースが確保できない場合があります。スロープの長さは様々ですが、あまりにも短すぎると傾斜が急になりすぎてバイクの収納が困難になるため、最低でも30cm前後の段差に対して120cmほどのスロープを用意するのがおすすめです。できれば、「スロープの長さ+バイクの全長」の広さがある物件を選択しましょう。

今回借りたコンテナの場合

借りたコンテナの位置関係

今回借りたコンテナの立地は全面に別のコンテナがあり、余裕は1.8mしかありませんでした。しかし、若干正面のコンテナの位置がずれており、40cm程だけはコンテナ間口前に余裕があったのでそこにスロープを少し斜めにかけてバイクを収納することにしました。

スロープの斜めがけはあまりおすすめしませんが、どうしても前方に余裕が足りない立地の場合は十分に注意して使用しましょう。斜めがけを前提とする場合は、出し入れする際にタイヤがスロープから落ちる可能性が高くなるので、なるべく横幅が広いスロープを使用しましょう。

規約を要確認

トランクルームの規約によって、バイクの保管が禁止されている場合があります。今回の物件も基本的には火気厳禁で、ガソリンを入れるバイクの保管は本来できませんが問い合わせたところ、バイクに限り火災時の保証などは出ないが保管できるとのことでした。

そのため、バイクを保管する目的でトランクルームを契約する方は一度、バイクを保管する旨をトランクルームの業者に伝えて、注意事項などを確認しておくのがおすすめです。

【トランクルーム】バイク保管に必要な広さと選び方 ~必要なもの~

必要なもの

バイクのトランクルーム保管に必要となってくるものについて解説します。

絶対必要「スロープ」

スロープは絶対必要

バイク専用の物件を除いて、ほとんどのトランクルームではバイク収納時に「スロープ」が必要となります。トランクルームの間口と地面との間の隙間を埋めるためのもので、トランクルームには約30cmほどの段差があるのでこれを超えるためにスロープを使用します。

前述しましたが、バイクの重量にもよりますが、30cm前後の段差につき120cmほどの長さのスロープがあればバイクを出し入れしやすくなります。出し入れする際には、右手でブレーキを操作してバイクがずり落ちていくのを防止したり、出す際の速度を調整します。

スロープが長いほど、軽い力で出し入れできますが、スペースの問題もあるのでスロープ選びは慎重に行いましょう。また、スロープには耐荷重があります。バイクの重量に十分耐えることができるものを使用しましょう。

あると便利「ライト」

ライトがあると便利

基本的にトランクルーム内には電気はありません。そのため、夕方や夜間に出し入れをする際にはライトがあると安心です。

トランクルームによっては、壁にフックがついている場合や壁が磁石にくっつくような素材になっている場合もあるので、上記のような乾電池式のLEDライトを一つ用意しておくと便利です。

安全のために「安全靴」

安全靴で安全作業

スロープでバイクを出し入れするのは慣れていなければ意外と危険な作業となります。スロープからバイクのタイヤが脱輪して足の上に着地したり、スロープが外れてスロープごとバイクが落下してくる危険性もあります。そのため、安全のためにもバイクの出し入れ時には安全靴を履くことをおすすめします

特に、スロープを斜めがけしなければならない方は、バイクの脱輪落下やスロープの落下の可能性が高まるので十分に安全に配慮してバイクの出し入れを行いましょう。筆者はトランクルームにライダーズシューズを保管しておき、自宅からトランクルームに向かう際には安全靴を履いておきバイクの出し入れを行ってから、履き替えています。

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