Windows環境で特定のサービスを効率的に管理したい場合、バッチファイルを活用すると便利です。バッチファイルを使えば、コマンドを一括で実行できるため、サービスの開始や停止、再起動といった操作をスムーズに行えます。本記事では、サービスをバッチファイルから実行する方法をわかりやすく解説します。簡単なスクリプトで手間を省き、業務や作業の効率化を目指しましょう。
バッチ作成方法
それでは、指定のサービスを実行するバッチの作成方法について説明していきます。
サービスの表示
まずはサービス名を確認するために、サービスを開きます。
キーボードの「Windowsキー」と「R」を同時に押し、「ファイル名を指定して実行」という画面を開きます。そこに上の画像のように「services.msc」と打ち込み、OKボタンを押します
windows updateサービスの表示
今回はwindows updateサービスを例に、バッチを作成します。サービス画面が開いたことを確認したら、画像赤線の「windows update」サービスを探しだし、右クリックしてください。
プロパティの表示
右クリックすると、いくつか選択肢が表示されます。その中の「プロパティ」を選択します。
サービス名の確認
プロパティでは上画像のような画面が表示されます。Windows updateの場合、サービス名は「wuausery」となっています。この情報を元にバッチを作成していきます。
バッチの作成
メモ帳を開き、以下の文章を上記画像のように入力します。
文中の「wuausery」は先ほど確認したwindows updateのサービス名なので、
違うサービスを立ち上げるバッチを作成する場合は、適宜文字を入れ替えてください。
net start “wuauserv”
メモ帳に上記を記載して保存したのち、拡張子を「.bat」に変更すれば、バッチの完成です。
このバッチを実行すれば、サービスが立ち上がるので、スタートアップに格納するなどして、有効に活用しましょう!