【GoPro】「写真」の画質が悪い?不得意な場面を理解しよう

「GoPro」で撮影した「写真」を見て画質でガッカリしたことはないでしょうか?動画撮影では非常に優秀な「GoPro」ですが、「写真」撮影となると場合によっては画質が悪いと感じてしまうこともあります。そこで、GoProが写真撮影で不得意な場面について知っておきましょう。

目次

【GoPro】「写真」の画質が悪いのか?

GoPro正面ディスプレイ

「GoPro」で撮影できる「写真」の画質は悪いのでしょうか?まずは、「GoPro」の写真機能の特徴について抑えておきましょう。

「アクションカメラ」としてのクセがある

「GoPro(Hero10 Black)」では最大23MPの写真が撮影できます。(iPhone13 Proは12MP)。しかし、「GoPro」自体がアクティブな使い道が想定されて広角レンズが設定されている「アクションカメラ」であるため、一般的なデジタルカメラのように使うと「画質が悪い」と感じてしまう場面が生まれます

一例を挙げると一般的なデジタルカメラや一眼レフカメラ、スマホの一部機種で搭載されているズームレンズも「GoPro」には搭載されていません。そのため、ズームを行うと画質劣化が伴う「デジタルズーム」となってしまいます。

「GoPro」ならではの写真が撮影できる

GoProで撮影した風景

一般的なカメラやスマホで同じ被写体を撮影すると、GoProの画質が悪いと感じる場面が多々ありますが、「GoPro」の超広角レンズや堅牢性を理解してその特徴を生かした写真を撮影することができれば、画質が悪いというイメージは払拭できます。

「GoPro」で撮影できる写真の画質が悪いと思っている方も、一度その写真は「GoPro」で撮影すべき写真なのかを見直して見ましょう。

また、すでに「GoPro」を持っている方は日常の様々なシーンを「GoPro」で写真撮影してみると、「GoPro」でしか撮影できない写真が撮影できるかもしれません。このようにして普段から、「GoPro」で撮影できる写真を「知っておく」ことが大切です。

【GoPro】「写真」の画質が悪い?不得意な場面

GoProのレンズ

「GoPro」の写真撮影で画質が悪いと感じやすい、「GoPro」の写真機能が不得意な場面について解説します。なお、今回は記事執筆時点で最新である「GoPro Hero10 Black」をベースに解説します。

暗いシーン

GoProで撮影した夜間風景

「GoPro」が最も苦手としている場面が「暗い」シーンです。つまり、薄暗い室内や夜間の写真撮影を「GoPro」で行うと、画質が悪い写真ができあがってしまうことが多くなります。

なお、この暗いシーンについては一般的なデジタルカメラや一眼レフカメラでも、きれいに撮影するのが難しい場面となります。そのような中、一般的ユーザーにとって暗いシーンを最も簡単・きれいに撮影できるのが最近のスマホです。

iPhone11以降に搭載されている、「ナイトモード」を使えば暗いシーンでも非常に明るくきれいに撮影できます。(Androidスマホでも、GalaxyやXperiaなどの比較的新しい機種に搭載されています。)

接写・マクロ撮影

GoProで接写

「GoPro」では接写やマクロ撮影を行うことができません。「GoPro」に採用されているレンズでは、ある程度距離(30cm程度)を取った状態のもの全てにピントを合わせるようにできているため、近距離の撮影には向いていません。

「GoPro」の小さい画面では近距離で撮影した被写体がきれいに撮影できているように見えても、拡大するとボケていて画質が悪い写真になってしまうことも少なくありません。

ズーム時

GoProのズーム

「GoPro」にはズームレンズが搭載されていません。そのため、「GoPro」の画面上で行えるズームは「デジタルズーム」になってしまいます。デジタルズームを行うと画質が劣化して画質が悪い写真になってしまいます

【GoPro】「写真」の画質が悪い?対処方法

GoPro自撮りスタイル

「GoPro」で撮影した写真の画質が悪くなってしまう場面について解説しましたが、そのような場面でも「GoPro」でなければ撮影できない写真があります。

そこで、なるべく画質が悪い写真にならないようにする、「GoPro」が不得意な場面で活躍するテクニックについて解説します。

「SuperPhoto」を使う

GoPro SuperPhoto

「GoPro」の写真機能には「SuperPhoto」と呼ばれる機能が搭載されています。「GoPro」の「SuperPhoto」は撮影した写真を「GoPro」が自動的に、きれいな写真に仕上げてくれる機能です。

暗いシーンで「SuperPhoto」を使うと、iPhoneのナイトモードで撮影した写真に近い画質の写真を「GoPro」が作り出してくれます。また、暗いシーン以外でも「映える」写真に「GoPro」が自動で仕上げてくれます

三脚で「ブレ」を抑える

GoPro三脚

暗いシーンでは、撮影時に「GoPro」がブレてしまってそれが写真の画質を悪いものにしてしまうことが多くあります。

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そのようなときには、小型三脚を利用しましょう。普段は、「GoPro」の持ち手として活用でき、必要なときに三脚として利用できます。

セルフタイマーを活用

GoProセルフタイマー

「GoPro」にはセルフタイマー機能があります。「GoPro」のシャッターボタンを押したときのブレを抑えるために、3秒でタイマーをかけて三脚撮影するとブレのない写真を撮影できます。

写真機能は割り切って使う

GoPro写真機能

「GoPro」の写真機能は他のカメラと比較すると、画質が悪い場面も多くありますが、「GoPro」でなければ撮影できないシーンで撮影できるという最大のメリットもあります。

そのため、「GoPro」の写真機能を使うときには「そういうもの」と割り切ってしまうことが大切です。

スマホのほうが優秀な場面も多い

超広角レンズGoProで撮影

なお、これまで解説してきたように「GoPro」は特に暗いシーンが不得意です。このような場面ではスマホのほうが画質がいい写真を撮影できることも多いので、スマホで撮影できるときには、「GoPro」とスマホの両方で撮影してみることをおすすめします。

アクションカメラで最高の写真を撮影したいなら

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アクションカメラで最高の写真を撮影したい場合、残念ながら「GoPro」では難しい部分が多々あります。そのような方には、SONYの写真機能に特化した「RX0」シリーズがおすすめです。

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