GoProをリュックサックや首掛けで使用して、手ぶら撮影する方法について、おすすめマウントや撮影方法を作例と合わせて解説します。両手をフリーにできるGoPro活用方法ですので、GoProユーザーの方はぜひ参考にしてください。
【GoPro】リュックマウント・首掛けで「手ぶら」撮影 ~作例~
本記事では、GoProをリュックや首掛けマウントを使って体に固定することで、両手をフリーにすることができる撮影方法について解説します。まずは、リュックマウントと首掛けマウントのそれぞれがどのようなマウント方法で、どんな映像が撮影できるのか紹介します。
リュックマウント作例
リュックマウントはリュックサックの肩掛けベルト部分にGoProを固定できるマウントです。
上記写真のようにマウントがクリップになっており、リュックのベルトを挟むことで固定します。
リュックマウントでGoProを固定すると、基本的に肩掛けベルトに固定するため若干固定しているベルトの方向(右もしくは左)の手に近い画角の映像が撮影できます。
後述する首掛けマウントは、直接マウントが首に当たることもあり動いていると気になる方も多いかもしれませんが、リュックマウントの場合は服の上からリュックのベルトに固定しているのでマウントやGoProが直接体に当たることが気になる方におすすめです。
また、首掛けマウントよりも安定して固定できるのでより激しい動きをする場合におすすめできます。
首掛けマウント作例
首掛けマウントは、GoProを逆さまの状態で首に掛けることができるマウントです。
GoProは逆さまの状態で撮影しても、正しい向きで映像を撮影できるのでこのようなマウントが可能となっています。
首掛けマウントはGoProをマウントに固定したら、マウントを首から掛けるだけなので非常に手軽です。
撮影できる映像は体を中心とした画角で撮影を行うことができ、両手で行っている動作や作業を撮影するのに最適です。また、リュックマウントはリュックサックを背負ってなければ使用できないので、より身軽に撮影したいときには首掛けマウントがおすすめです。
ただし、マウントは首から掛けているだけですので走ったりジャンプしたりすると、GoProが体の肋骨部分にぶつかって気になることが多いです。
そのため、あまり激しくない運動や旅先での街歩き、手元作業の撮影におすすめです。
水平維持・手ぶれ補正「ブースト」に設定
GoProをリュックマウントや首掛けマウントで使用するときには、画角を「リニア+水平維持」
手ぶれ補正を「ブースト」に設定します。
GoPro HERO10の水平維持機能と手ぶれ補正は非常に強力なため、この設定にすることで雑で適当な状態でリュックや首掛けでマウントしてもかなり安定して水平な映像を撮影することができます。
【GoPro】リュックマウント・首掛けで「手ぶら」撮影 ~方法~
GoProのリュックマウント、首掛けマウントの方法について解説します。
「クリップマウント」でリュックへ取り付け
GoProのリュックマウントを行う場合には、公式の「スイベルクリップ」がおすすめです。
公式のマウントは、GoProのカメラ雲台(クリップとカメラマウントの接合部分)部分を回転することができます。
更にクリップ自体にマグネットが搭載されているため、リュックマウントしないときでも磁石がつく場所にGoProをマウントできます。
互換品も多数出回っていますが、クリップとカメラ雲台部分の強度が弱いため激しい動きをしていると、破損することが多いです。そのため、多少高価ですが公式マウントがおすすめです。
「ネックマウント」で首掛け
GoProのネックマウントについては、サードパーティメーカーが発売しているマウントを選択することとなります。
1000円程度の安価な製品がほとんどですので、まずはお試しで購入してみるのも良いでしょう。
【GoPro】リュックマウント・首掛けで「手ぶら」撮影 ~おすすめ場面~
最後にGoProのリュックマウントや首掛けマウントがどのような場面で役立つのか、おすすめの場面を解説します。
旅行
GoProを持って、旅行や街ぶら散歩をする方も多いのではないでしょうか。その場合、ここぞという場面というよりは、まち歩きをしているような状態での撮影が多くなると思います。
このような場面で、リュックマウントや首掛けマウントが活躍します。両手がフリーになるので自然な動作でその場の雰囲気をしっかりと残すことができるのです。
また、このような場面ではタイムラプス撮影もおすすめです。意外と楽しい映像を撮影できることがあります。
作業系動画撮影
リュックマウントや首掛けマウントの最大の特徴は、両手をフリーにしてGoPro撮影を行うことができることです。そのため、キャンプや料理、DIYなど両手を使って作業するような動画を主観撮影したいときに最適です。
ドライブ手元撮影
ドライブ好きやサーキット走行が好きな方は、首掛けマウントを使うことでドライブ時の手元を撮影することができます。意外と撮影が難しい場面ですので筆者おすすめの使い方です。