PCを起動した際に、なぜか毎回テンキーが使えないと感じたことはありませんか?それは「NumLockキー」の設定が関係しているかもしれません。NumLockキーは、テンキーの数字入力を有効化・無効化する役割を持っていますが、PCの起動時に自動的に無効となるよう設定されていることがあります。本記事では、NumLockの起動時設定を変更する方法について、分かりやすく解説します。作業の手順は簡単で、わずかな設定変更で快適なPC操作を実現できるようになります!
目次
設定変更手順
それでは、NumLockの設定変更手順について説明していきます。
レジストリエディターの表示
まずはレジストリエディターを開く方法です。
キーボードの「Windowsキー」と「R」を同時に押し、「ファイル名を指定して実行」という画面を開きます。そこに上の画像のように「regedit」と打ち込み、OKボタンを押します
レジストリキーの表示
レジストリエディターにて、
コンピュータ>HKEY_USERS>.Default>Control Panel>Keyboardと開いていきます。Keyboardまで開くと、「InitialKeyboardIndicators」というレジストリデータが表示されるので、ダブルクリックします。
レジストリデータの値の変更
文字列の編集という画面が表示されたら値のデータの変更を行います。
「0」もしくは「2147483648」が設定されている場合は、PC起動時、NumLockが無効(テンキー使えない状態)となっているので、
「2」もしくは「2147483650」を入力し、NumLockを有効な状態にします。
再起動
正常に変更することが出来たら、OKボタンを押下し、レジストリエディターを閉じて、
PCを再起動します。
正常に設定完了していれば、起動後最初からテンキーが使用できる状態になっていると思います。