写真産業製品で有名な「HAKUBA(ハクバ)」が発売しているカメラ用リュックサック「シティ04」をレビューします。EOS Kiss X10i購入を機にカメラ用リュックサックを探した筆者が、実際に購入してその使用感を伝えますので、カメラ用リュックサックやバッグをお探しの方は必見です。
【HAKUBA】ハクバカメラリュック「シティ04」 ~性能・概要~
今回、一眼レフカメラの購入を機にカメラ用リュックサックを購入しました。
そこで様々な製品を比較した結果、HAKUBA(ハクバ)が発売している「シティ04(フラップトップ)」というカメラ用リュックサックの購入に至りました。まずはこのカメラ用リュックサックの性能や概要について解説します。
なお、「シティ04」にはサイズ別にフラップトップ(Mサイズ)とロールトップ(Lサイズ)があります。今回、レビューするのはフラップトップ(Mサイズ)となります。
デザイン
筆者の主観ですが、デザイン的にはかなりシンプルなデザインとなっており、様々な場面で目立つことなく使用可能と言った雰囲気を感じます。
また、筆者的にはリュック上気室部分を閉じると上のサイドが耳のようになるデザインが気に入っています。
上下2気室 + PC・タブレット収納
ハクバカメラリュック「シティ04」は、上下2つに分かれた2気室と背中に面する部分にあるPC・タブレットなどの収納スペースで構成されています。
下側の気室には仕切りが取り付けされており、メインとなるカメラや交換用レンズを収納できる作りになっています。
上側の気室には仕切りはありませんので、カメラ関連の機材やちょっとした手荷物であれば収納可能です。
PC・タブレット用の収納スペースは、13インチ程度のデバイスであれば収納できますが厚みがあると、収納しづらかったり機器に無理がかかりそうなため注意が必要です。
蓋部分に小さいチャック付きポケット&両サイドポケット
上気室の蓋部分には小さなチャック付きポケットがありますので、ポケットティッシュや鍵くらいであれば収納できます。
リュック両サイドにはサイドポケットがありますが、荷物を入れるとあまり余裕はなくペットボトルを入れるのも少しきつく感じます。
仕切り移動可能
下側気室の仕切りは移動が可能です。
レンズの長さやカメラのボディ形状に合わせて変化させることができます。また、仕切りについては完全に取り外すこともできるのでカメラ収納用途以外にも活用できます。
【HAKUBA】ハクバカメラリュック「シティ04」 ~カメラバッグとしてのレビュー~
購入したHAKUBA(ハクバ)のカメラ用リュックサック「シティ04」へ、実際に一眼レフを収納してみての使い勝手や感想のレビューを行います。
使用機材
今回は筆者が普段利用しているCanon EOS Kiss X10iを使用してレビューしていきます。レンズは、標準ダブルズームキットに付属している広角レンズと望遠レンズです。
一眼レフ(標準レンズ+望遠レンズ)+アクセサリー
標準レンズを装着した一眼レフカメラボディと交換用レンズ(望遠レンズ)、ブロワーや予備のSDカード・充電器などのアクセサリーを収納してみました。下側気室だけで十分に収納可能です。
ストロボなど追加の機材があっても上側気室を使ったり、アクセサリー類を上側気室入れて仕切りを調整したりすると十分に収納できます。
使用感
実際にハクバカメラリュック「シティ04」を使用してみて感じた使用感について触れていきましょう。
上側気室が便利
ハクバカメラリュック「シティ04」は上下2気室で完全に分かれているので、カメラを収納しても上側気室の形状は変化しません。そのため、普段からミニ三脚を持ちあるいたりGoProで動画撮影もしたりする筆者はこれらの機材を一眼レフと一緒にリュック内へ収納することができました。
撮影現場ではなるべく身軽にすぐに移動できる状態がベストなので、荷物を一つにまとめることができる点ではかなり便利です。
収納不足を感じる場面も
筆者は主に車移動の旅行でハクバカメラリュック「シティ04」を使って撮影を楽しんでいます。そのため、基本的にはカメラ・デジタルガジェット関連のグッズはすべてこのリュックに入れて、その他は別のバッグに入れて車内に置いています。
しかし、時々日帰りで電車移動などの場面で手荷物を減らしたいときにこのリュックだけで過ごそうと思うと、収納不足に感じることもありました。
特に、筆者は電源としてACコンセントも使用できるバッテリーを持ち歩くことがあります。これを入れると、上側気室のスペースがかなり少なくなってしまいます。
カメラグッズ持ち運び・整理に便利
基本的に、レンズ2本(ボディに装着+交換用1本)しか使わないような撮影であれば、ハクバカメラリュック「シティ04」で十分にカメラ関連グッズを収納できます。また、仕切りや上下2気室という構成がかなり整理しやすく便利に使用しています。
また、クリアファイルを一つPC・タブレット用の収納スペースに入れておくことで、電車等の切符や旅先でもらったパンフレットなども整理して入れておくことができて便利です。
【HAKUBA】ハクバカメラリュック「シティ04」 ~普段使いとしてのレビュー~
HAKUBA(ハクバ)のカメラ用リュックサック「シティ04」は意外にも普段使いにも便利なアイテムでした。そこで、このカメラ用リュックサックを普段使いしてみてのレビューについても紹介します。
PC・タブレットを収納
ハクバカメラリュック「シティ04」には、タブレットや13インチ程度のPCであれば収納できる収納スペースがあります。まずは、iPad Pro (11インチ)を収納してみました。タブレットくらいの薄さであれば厚みも気にならずに利用できます。
2012年モデルのため少し大きく分厚いですが、MacbookProを収納してみます。
厚みが2cmほどありますが、13インチ程度であれば無理せず収納できます。
ACアダプター類の収納が便利
ハクバカメラリュック「シティ04」を普段使いとして使用してみると、上下2気室で分かれているのでACアダプターやマウスなどの収納ができて非常に便利です。下の気室は仕切りを取り外す事もできますが、意外とACアダプターなどを整理するのに便利です。
上の気室には手帳や筆記用具、身だしなみグッズなどを入れてもよいでしょう。
意外と普段使いに便利
ハクバカメラリュック「シティ04」を普段使いとして使ってみると、意外にもかなり活用できると思いました。特に、デザイン的にもカジュアルなビジネス用途での使用が良いと感じます。普段の出勤から軽い日帰り出張で活躍しそうです。