【Kandar 寝ホン は痛い?】L29-KD-Ⅱ 製品レビュー

寝ながら音楽を聴いたり、動画を見ようとして、イヤホンをつけたまま眠ろうとした経験を持つ人は多いかと思いますが、普通のイヤホンでは長時間つけていると耳が痛くなることはありませんか? 普通のイヤホンは眠りながら長時間使用することには向いていないため、多くの場合、何らかの理由で夜通しつけたままでは寝られないでしょう。

そこで、この問題を解決するために「寝ホン」というジャンルの製品が存在します。この「寝ホン」とは、Sleep(寝る)Earphones(イヤホン)を組み合わせた言葉であり、要は寝る時に使えるイヤホンのことを指します。確かに寝ホンは普通のイヤホンと比べて寝ながらでも楽に装着できるものがありますが、それでも完璧な商品に出会うことは難しいでしょう。そんな中で、期待できる寝ホンを見つけたので、早速購入して評価してみたいと思います。

目次

kender L29-KD-Ⅱ

kandarについて

今回レビューするのは、kandarの「L29-KD-Ⅱ」という寝ホンです。

このイヤホンは、Amazonを見ていた時に偶然見つけたものですが、期待する寝ホンの特徴が多く備わっているようです。この寝ホンの何が優れているかを以下で解説していきます。

薄さ

耳からはみ出す部分

「L29-KD-Ⅱ」の構造は、耳の穴に入れる部分と、耳からはみ出す部分(画像赤枠の部分)に分かれます。耳からはみ出す部分の大きさや形状は、寝る際に耳に当たり痛みを引き起こす可能性があり、重要な要素となります。このイヤホンに関しては、この部分の厚さは0.7㎜ほどしかなく、直径も約1cmほどです。この薄さと小ささにより、寝ながらでも圧迫感が少なく、長時間装着が可能です。

操作のシンプルさ

一般的なイヤホンには操作用のボタンがついていることがありますが、寝る際には逆にデメリットになることがあります。寝返りを打つ際にボタンが誤って押され、意図しない操作が行われることがあります。しかし、「L29-KD-Ⅱ」には操作用のボタンが存在しないため、この心配はありません。どれだけ動き回っても、音量が変わることや再生内容が切り替わることはありません。

実際の使用感

使用感

ここまでは商品の特徴を紹介しましたが、実際に使用して感じた点もお伝えします。寝ホンの特性上のデメリットも存在することがわかったので、それについても詳しく述べていきます。

良かった点

良かった点

まずは良かった点からです。

無線イヤホンのため、ケーブルが気にならない

やはり無線であることはすごく大きなメリットでした。
僕は今まで以下の有線タイプの寝ホンを使用していたのですが、(このイヤホンも寝ホンとしてはかなり優秀で、有線であることと、音質があまり良くないということ以外は最高の寝ホンだと思います。)
やはり有線があることがかなりのストレスで、長い間無線型の寝ホンを探していました。

今までも無線の寝ホンを試したこともありますが、やはり大きさの問題などで、使い続けることは難しかったです。しかし、今回の「L29-KD-Ⅱ」に関しては、かなりの小ささ、かつ、無線であることを実現しており、今まで悩んでいた「有線」問題を解決してくれました。

音質

これに関しては、人によって感じ方が大きく変わると思いますが、私自身「L29-KD-Ⅱ」には「寝ホン」として使用するには十分な音質が備わっていると感じました。音質が抜群に良いとは言いませんが、低音・高音特に大きな問題はないと思います。そこそこの音質で問題ないという方であれば、満足することができると思います。

改善が必要な点

悪かった点

次に、実際に使用して感じた改善が必要な点です。

小さすぎて外れやすい

「寝ホン」の小さなデザインは利点ですが、逆に外れやすさが問題となりました。耳への負担を軽減するための大きさではありますが、寝ている間にほぼ確実に耳から外れてしまいます。ただ、外れにくくするためのゴムカバーがいくつも付属しており、そちらを使用することでこの問題も解決できるのかもしれません。(私はゴムカバーがあまり好きではないため、今は外して使用しています。ただ、ゴムカバーを付けていたときも、朝起きた時に外れていることはしばしばありました。)

見失いやすい

前述の外れやすさに関連して、寝ている間に外れてしまうと、小ささと無線の特性から、どこに行ったかがわかりにくくなります。特に私の場合、黒いシーツやと黒い布団、ブラックの「L29-KD-Ⅱ」を使っているため、ということも原因かもしれませんが、毎朝探し出すのが大変です。
「L29-KD-Ⅱ」は白と黒の2色があるようですので、万が一ベットの上で見失ったとき、探し出しやすい方の色を選んでおくと便利かもしれません。

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