【GoPro必要か?】購入前に知りたいGoProの特徴・欠点

自分にとってGoProが必要か迷う方に向けて、筆者がGoPro購入後に感じた購入前に知りたい特徴や欠点と合わせて、GoProがおすすめな人・そうでない人を解説します。GoPro購入を検討している方は必見です。

目次

【GoPro必要か?】購入前に知りたいGoProの特徴・欠点

GoProの特徴・欠点

筆者はGoPro Hero 10を発売直後に購入して約1年半使用しました。スノボ2シーズン、普段使いで感じた、「悪い方の」GoProの特徴・欠点について解説します。

壊れないけど使えない

GoProの売りは強靭な筐体による堅牢性と耐久性です。たしかに、GoProはかなり雑で衝撃が加わるような使い方で使用しても壊れることはありませんでした

しかし、状況によってGoProは「壊れないけど使えない」という場面が多々ありました。「壊れないけど使えない」という状況について列挙します。

GoProで車内タイムラプスの様子
  • 車内でドライブ風景をタイムラプス撮影 → 熱暴走で停止。
  • 室内(25℃程度)で4K60pで30分ほど撮影 → 気がついたら熱暴走で停止。
  • 熱暴走後 → かなり冷えるorバッテリー交換まで使用不可
  • スノボで使用 → 低温で撮影後すぐに強制シャットダウン
  • 普段使い中 → フリーズして操作不可。バッテリー抜き差しで強制再起動。

上記のようにGoProを使用したくても使えない場面は多々ありました。しかし、GoProが壊れることはありませんでした。これが筆者が感じたGoProは「壊れないけど使えない」という理由です。

熱暴走・低温シャットダウンは対策可能

スノボで使用

ただし、GoProの熱暴走や低温シャットダウンについてはある程度対策は可能です。

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GoProの熱暴走については、ひどすぎて過去に熱暴走対策だけに焦点を絞った記事を掲載したのでそちらを参考にしてください。

【GoPro公式】デュアルバッテリーチャージャー + Enduro バッテリー HERO9/10 /11 ブラック用 2個セット
GoPro(ゴープロ)

低温シャットダウンについては、上記のように低温環境でも耐性があるバッテリーが発売されたのでこれらを使うことである程度は対策が可能だといえます。

信頼性が低い

GoProを使用して言える最も大きなGoProの欠点は、「壊れないけど使えない」という場面から感じたGoProの信頼性の低さです。短時間・場面場面に特化して、GoProを使用する分には使えますが、通常のビデオカメラやスマホカメラのような感覚では使えません。

GoProの信頼性から旅行やイベントシーンで撮影を行いたいときに、GoProのみで挑もうとは到底思えません

タッチパネルに難あり

GoProでタッチパネル操作

GoProは撮影モードの切替や設定選択などを基本的には、背面のタッチパネルで行うことになります。このタッチパネルの操作性がかなり悪いです。普段使用しているiPhoneやタブレットと比較すると、GoProのタッチパネルの反応はかなり悪くストレスを感じます。

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【GoPro必要か?】こんな人はおすすめ

GoProを車のテールにマウント

GoProの特徴・欠点を読むと「GoPro必要か?」と思った方も多いと思います。次にGoProをおすすめできる人について解説します。

特定の使用シーンが思い浮かぶ

GoProナンバーマウント

「GoPro必要か?」と悩んだ場合、まずは自分がGoProで撮影したいシーンを想像して見てください。スノボ、ダイビング、暴風雨の中でのキャンプなどGoProの堅牢性と耐久性が必要な場面を思い浮かべることができた方は、GoProをおすすめします。

グローブを付けたまま操作

GoProは電源のオン・オフ、撮影モード切り替え(動画・写真・タイムラプス)、録画開始・停止のみであればボタン操作で行うことができます。そのため、スノボなど常にグローブを付けている場面でも録画操作が可能です。

アクセサリーを活用

GoProには様々なアクセサリーがあります。

釣りなどの特定の使用シーンで両手をフリーにしてFPVのように撮影したいなども可能です。

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長時間撮影をしない

GoProの特徴・欠点で紹介した通り、GoProで長時間撮影を行うと熱暴走したり低温になりすぎて強制シャットダウンする原因となります。そのため、GoProはあくまでも場面場面・要所要所の撮影で使用するといった場合にはおすすめできます。

水没・粉塵等過酷な環境で使用する

泥だらけのGoPro

GoProが必要な場面といえばやはり水没や粉塵等が舞い散る過酷な環境での使用です。他のカメラやスマホでは故障の危険性がある場面で使用したい場合には、GoProはおすすめです。

特に、粉塵等が舞い散るような環境でスマホなどを使用するとカメラのレンズにゴミが入り込んでしまい、最悪写りに影響が出てくるようになってしまうのでこのような場面ではGoProがおすすめです。

ガジェットが好き

ただ単にガジェットが好きでGoProを触ってみたいといった方は、実際に一度GoProを触ってみることをおすすめします。

中華アクションカメラも多々発売されておりますが、やはり、ガジェット好きであれば、アクションカメラの中でトップシェアを占めるGoProがどのようなものか一度見てみるのが良いでしょう。

【GoPro必要か?】こんな人はおすすめできない

GoProをおすすめできない人

GoProがおすすめできない人についても解説します。当てはまる人は本当に「GoPro必要か?」と自分に問いかけてみてください。

スマホライクに使いたい

GoProをスマホライクに使いたいといった方は、素直にスマホを使うことをおすすめします。GoProは特徴・欠点でも紹介したように、タッチパネルの反応がスマホと比べるとかなり悪いです。スマホのようにサクサク操作して使用しようと思うとストレスが溜まります。

長時間撮影したい

炎天下に放置値されるGoPro

GoProには前述の通り、熱暴走や低温強制シャットダウンといった問題があります。ある程度対策はできると言っても完璧ではありません。そのため、長時間撮影を行うような場面でGoProを使用することはおすすめしません

結婚式など

特に、最近「結婚式」など一生に一度しかない重要な場面でGoProで定点撮影すると言った話もありますが、GoProの信頼性から考えると絶対におすすめできません

運動会・発表会など子供行事で使いたい

運動会や発表会などの子供行事で、GoProを使いたいといった場合もあまりおすすめはできません。そもそもGoProには光学ズームがありません。運動会や発表会などは多くの場面で「ズーム」が必要となります。

ただし、運動会の一部種目で一緒に走りながら撮影すると言った要所要所の使い方であれば、GoProはおすすめできます。このようなときにはGoProだけでなく、通常のビデオカメラも用意しておくことをおすすめします。

使っている人が多いからとりあえず

とりあえずGoProを使ってみるイメージ

「ユーチューバーはみんな使っている」「とりあえずみんな持ってるからGoPro」といった感じで自分がGoProを使用したいシーンを想定せずに、使っている人が多いからとりあえずGoProを買っておこうという方には、GoProはおすすめできません。

ここまでの解説でもわかるように、GoProにはかなりのクセがあります。これを理解して使用しないとストレスが溜まるだけでなく、本当に撮影したかったものを撮影できないと言った事態に陥ってしまいます。

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